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株式会社日立公共システム

長野県塩尻市様

全国で初めてウェブアクセシビリティJIS(JIS X 8341-3:2010)の「等級AA」に準拠。

全国の自治体で初めてウェブアクセシビリティJIS(JIS X 8341-3:2010)の「等級AA」に準拠しました。

インタビュー写真

「JIS対応は、日立GPが率先して進めてくれました。JISに精通しているSEがいるのは心強かったです。」
山ア 浩明様(塩尻市 総務部秘書広報課 広報広聴係長)(右)

「年に一度アクセシビリティ研修を実施するなど、各課の意識の啓発に努めています。」
吉江 健太郎様(塩尻市 総務部秘書広報課)(左)

塩尻市トップページ

長野県塩尻市様は、2011年10月にWebサイトをリニューアルしました。リニューアルにあたり、ウェブアクセシビリティJIS(JIS X 8341-3:2010、以下新JIS)の等級AA(一部等級AAAの達成基準を含む)に、全国の自治体で初めて準拠しました。
秘書広報課主体で毎年実施しているアクセシビリティ研修など、各課職員への継続した意識付けを行うことで、コンテンツの品質を高めています。

また、「ワイン」「漆器」といった、「塩尻らしさ」をアピールするコンテンツを新規で立ち上げ、塩尻市のブランディングメディアとしての役割を強化しました。

リニューアルの経緯
塩尻市らしさを出しつつ、ウェブアクセシビリティに配慮したサイトにしたい

- リニューアルにあたり、工夫されたポイントを教えてください。

前回リニューアルを行ってから5年が経過していましたが、その間に自治体のWebサイトのトレンドが変わってきていたので、それに合わせたいという思いがありました。具体的には、情報分類を利用者視点のものにすることと、「塩尻らしさ」を出したいと思っていました。

また、総務省から「みんなの公共サイト運用モデル」の2010年改定版が発表されたタイミングでもあり、ウェブアクセシビリティへの対応も求められているということで、リニューアルをきっかけに、新JISにも準拠しようということになりました。

日立GP選定の理由
ウェブアクセシビリティJISへの対応力が決め手

- リニューアルのパートナーとして、当社を選定いただいた理由は何でしょうか?

リニューアル要件として新JIS対応を入れていたのですが、日立GPにはJISの策定委員会のメンバーがいるということで、それなら安心して任せられるということになりました。また、自治体向けCMS「4Uweb/CMS」(以下、CMS)が新JISに配慮されており、それを導入することで、人の判断が必要な項目以外はウェブアクセシビリティが担保できるということも高く評価しました。

リニューアル作業のエピソード
新JIS対応は日立GPが率先して進めてくれた

- リニューアルの目的として、情報分類の見直しと塩尻らしさの表現ということがありましたが、どのように実現されたのですか?

塩尻市 総務部 秘書広報課 広報広聴係長 山ア 浩明様 写真
広報広聴係長 山ア 浩明様

以前の塩尻市のWebサイトは、組織の構成を元に情報を組み立てていたので、利用者の視点ではなかったと思います。リニューアルでは、いろいろな自治体のWebサイトを参考にして、利用者の視点で使いやすいように情報構成を見直しました。

また、塩尻らしさの表現という点では、「しおじり探訪」などの「らしさ」にこだわったコンテンツを増やしたり、トップページのデザインを工夫したりしました。特にトップページはブランディングとして、大きな写真を使って塩尻市を印象付けられるようにしたかったのです。デザインは事細かに要望を出しましたが、それを反映してもらうことができて満足しています。

- 新JIS対応についてはいかがでしたか?

日立GPのSEは新JISに精通しており、率先してプロジェクトを進めてくれたので、不安はありませんでした。また、コンテンツを登録する各課職員への意識付けですが、CMS導入時に行ってもらったアクセシビリティ研修がWebサイトに限らず、社会全体のユニバーサルデザインに関する内容だったので、職員もその大切さをよく理解できたようで、とても好評でした。

リニューアルの効果
職員の情報発信が活発になり、ウェブアクセシビリティへの意識も向上

- リニューアル後、利用者の方からの反応はありましたか?

塩尻市 総務部 秘書広報課 吉江 健太郎様 写真
秘書広報課 吉江 健太郎様

おおむね好評でした。印象的だったのは、塩尻市ではなく近隣の市にお住まいの方からわざわざお電話をいただいたことです。ウェブアクセシビリティに関して、「県内でも非常に質の高いWebサイトですね、わたしの自治体もこのように対応して欲しいくらいです」とお褒めいただき、とてもうれしかったです。

- 職員の方はどうでしょうか。

トップページのデザインが「塩尻らしさ」を訴求するデザインとなったことが影響しているのか、情報発信への意識が高まったように感じます。例えば、トップページの「注目情報」は、わたしたちが各課職員から依頼をもらい更新するのですが、観光課を中心に掲載依頼が多く来るようになりました。また、ウェブアクセシビリティについても「こういう時はどう表記すれば良いのか?」といった相談を受けます。コンテンツを作成するときに、ウェブアクセシビリティを意識してくれているからだと思います。

コンテンツの品質を維持するために
継続したウェブアクセシビリティの啓発を行う

- ウェブアクセシビリティに配慮したWebサイトを運営していく上での工夫があれば教えてください。

Webサイトは新JISに対応してリニューアルしましたが、職員にウェブアクセシビリティが浸透しているかというと、まだ十分ではないと思っています。そこで年に一度、新しく入った職員を中心に、アクセシビリティ研修を実施しています。表のセルの結合がなぜウェブアクセシビリティに良くないのか、といった事例を中心に説明すると、職員がなるほどという顔をしてくれるわけです。「研修をまたやってほしい」とリクエストをいただくこともあります。

あとは、全てのコンテンツの承認を秘書広報課で行うようにし、承認時にコンテンツの品質をざっとチェックし、そこで気づきがあればそのコンテンツ担当者に連絡を入れ、なぜその方法が良くないのか、どうしたら良くなるかを説明しています。その様な地道ですがきめ細かな対応をすることで、各課の意識や知識も向上し、塩尻市Webサイト全体の品質の底上げにつながればと思っています。

[ 2012年9月取材]

お客さまメモ

長野県塩尻市

長野県塩尻市役所の外観写真

松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置しています。また、本州のほぼ中心でもあり、交通の要衝として、古くから多様な人々が交流し、豊かな文化を育んできました。地場産業として、ブドウを原料とするワインの生産地として脚光を浴びているほか、中山道沿いに約1キロメートルにわたって家並みが続く奈良井宿は、昭和53年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

導入事例リーフレットをダウンロードできます

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本事例中に記載の内容はインタビュー当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
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日立公共システムエンジニアリング株式会社は2014年1月より、株式会社日立公共システムに社名を変更しました。
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本事例中の「日立GP」は、株式会社日立公共システムを略称として表記したものです。
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